Social Studies Wednesday!

英語学童Accessの水曜日、今月のテーマは”It’s summer!”

世界の夏休み、夏の過ごし方、レジャー等にフォーカスしています。

今回のアクティビティーは、Lemonade Standです!

皆さんも、映画やドラマで観たことがあるのではないでしょうか?夏にアメリカの子どもが行う風物詩のようなもので、道端で子どもがレモネードを販売するスタンドです。

今日は、レモネード屋さんのごっこ遊びをするの?

実際に何かを販売するなんて、まだ経験のないみんなは最初はそのように考えていたようですが…

違います!

ごっこ遊びではなくて、本当に、自分達の作ったレモネードを売るんです!

おもちゃのお金ではなくて、本当のお金を得るんです…!

Lemonade standは、幼い頃から子ども達に”ビジネス”を体験させられる良い手段で、教育的なメリットとして、子ども達が利益経済的自由チームワーク等の概念を学ぶ事が出来ます。

今回は、先生から価格の指定があり、レモネード一杯は50円となりましたが、実際にアメリカの子ども達のスタンドでは、子ども達自身で原価や経費、自分達の労働時間等も考慮に入れた価格設定がなされています。

利益が出ないと意味がありませんが、でも、高すぎると売れないかもしれません…。

価格の他に、販売方法はどんな風にしたら良いでしょうか?

スクールのエントランスにスタンドを立てたけれど、ただ立っているだけでは、多分あんまり売れないだろうな…。

目立つ看板を作ろう!

“Could you write it in cursive, please!”

先生、筆記体で書くの手伝って!

We made nice signs!

看板は飾るだけじゃなくて、手に持って、声かけをしたらもっと目立つよね?

“Would you like to have a cup of lemonade?”

先生と練習した呼びかけのフレーズです!

実は、このLemonadeは、みんなでBrown sugarを使って作ったんですよ!

“Try our Lemonade with brown sugar!”

これは、健康的でみんなが食いつくキャッチーな要素ではないでしょうか?

このように、販売方法の工夫をするのはマーケティング戦略です!

お迎えに来てくれた保護者さん達が、買ってくれました!

“Here you are!”

“Thank you.”

“It’s my dad and my little brother!”

弟も買いに来てくれたよ!

Jupiterクラスのお兄さんも、買ってくれた!

“It’s good!”

喜んでもらえた!

お客さん達が、Lemonadeを買ってくれる決め手になったのは、何だったんだろう?

これは、次週みんなで売り上げ集計と共に振り返る予定です。

Lemonade Standのアクティビティーで、子ども達はビジネスを立ち上げ、育て、改善していく過程を体験しています!

そして、次週はこの売り上げ金を使いみんなでお買い物をします。

みんなが色々と工夫をして、自分達の力で得たお金を何に使おうか…。有効的な使い方とは…?

これもみんなでじっくりと話し合って決める予定です。

アメリカでは、Lemonade standはお小遣い稼ぎだけではなく、売り上げ金を寄付する目的でも行われている様子を、先生が動画で見せてくれました。アメリカでは、寄付の取り組みについて学校でも学ぶそうです。子どもの頃から寄付についての知識や精神が養われています。

日本ではあまり積極的に子ども達にMoney Literacyを身につけさせる教育はされていませんが、将来に向けて、正しく知識や判断力をつけておく事は大切です。

今まで気づかなかった事を考えるきっかけになる!AccessのSubject studiesです!

Yoko